琴乃先輩彼氏いたんですか！？！？（by奏太）
そして鍵介、お前というやつは……すき。
ボッコボコに言われた。
いっぱい煽られる君もすき。
とにかく。そんなショッキングな事実発覚から始まるシーパライソ編です。
琴乃先輩の彼氏？ 元彼？ が、オスティナートの楽士、ミレイに捕まり水攻めに……
何て卑劣な！ という物語です。琴乃さんはなんかどうでもよさそうだけども。
メインストーリーは帰宅部の各キャラクターに関するお話もあります。
たとえばスイートPのパピコ編なら美笛、
この間の少年ドールの図書館編なら鈴奈みたいな。
今回は琴乃さんのお話が絡むのですが、
帰宅部のお話はメインストーリーを追うだけでは消化不良になります。
本当に帰宅部のメンバーのお話を知りたいなら、
「キャラクターエピソード」をこなす必要が。
「キャラクターエピソード」に関しては、また個別にまとめたいと思います。
この、「各味方キャラクターに各敵キャラクターが対応する」っていう話、
ほんとに大好きなんですよね！ なんかワクワクしませんか！
ライバルがそれぞれいる、みたいなやつね。ものすごく好きですそういうの！
こう、互いに切磋琢磨し合うみたいな！
互いに……
切磋琢磨……
し合うみたいな…………
レフェリー、タオルを！！！！やばいレベル差がありすぎる！！！
これ体力10割持ってった※1あとまだ死体蹴り※2した上、火葬※3してるやつや！！！
※1 体力10割持ってった
格ゲーにおいて、一度相手に攻撃を入れただけで殺し切ること
※2 死体蹴り
格ゲーにおいて、相手を倒した後にもまだ攻撃を入れること
※3 火葬
格ゲー（特にP4U）において、相手を倒した後にアギなどの炎技でまだ燃やすこと
……現実世界からミレイさんの執事をしている歳三さんが止めてくれました。
なんか琴乃さんはとても機嫌が悪い。
彼氏にしても元カレにしても、知り合いが捕まってるのにむしろ死ねくらいの勢いです。
その理由も、琴乃さんの「キャラクターエピソード」でしかわかりません。
そこがカリギュラの面白いところ。
踏み込まなくても、メビウスを巡る帰宅部と楽士の話は進み、終わります。
でも踏み込みたいよね？っていう。
彼氏をとっ捕まえて有利を取ろうとしたミレイさん、それでも頑なに勝負したがります。
見捨てるわけにもいかないよ、というわけで、ミレイさんからの勝負を受けることに。
勝負の方法はなんと 美（少）女コンテスト！
……メビウスでは全員高校生だから美少女でいいよな……でもなんかな……
ミレイさんほんまに高校生のビジュアルか？これ…………
ですよね。
カリギュラでは、帰宅部以外の人たちは基本的に
メビウスが仮想世界だということを知りません。
いつまでも不思議な高校生活が続く世界ですが、それに疑問も持てません。
それは、μが歌いオスティナートの楽士が作る歌が、
メビウスの住人たちをそのように洗脳しているから。
いいですか。
洗脳しているからです。
素晴らしすぎるこの設定。世界観。
鍵介君も昔は洗脳する側だったっていうのがね、もう本当にね。
ありがとうございますとしか言えませんよね。もう本当にね。
歌で洗脳されるだけなら、違和感を認識できなくなる程度ですが、
歌を聞きすぎると、洗脳の程度がどんどん重くなっていきます。
そうしてメビウスからの「浸食率」が50％を超えると、
「μ万歳！」「メビウス最高！」「帰りたいとかいうアンチはタヒね！」
みたいな狂信者になってしまう。
これが、帰宅部が日夜戦う敵、「デジヘッド」です。
カリギュラが
「インターネットカラオケウーマンとその信者をぶちのめすRPG」
と言われるゆえんです。（言われてない）
ちなみに、デジヘッドの親玉ともいえるオスティナートの楽士は浸食率100％です。
前置きが長くなりましたね。つまり何が言いたいかというと。
カリギュラでは敵が「お前を倒す！」じゃなくて
「お前を洗脳して仲間に引き入れてやる！」と言ってくるということなんです。
モットモタカイ。神ゲーじゃねえか。
敵が
「お前に私の良さを教えてやるよ……」
って主人公や仲間に言ってくるRPG……よ、よだれが……
そんでまだショック受けてるのかよ鍵介くん……かわいい。
閑話休題。
メビウスには時々変なものが落ちています。
不思議に触れるとスキルポイントがもらえ、技が覚えられます。
ちょっとCoCっぽい怖いこともあれば、こんな？？？なものまで。
μや楽士も感知していない深淵で、何か別のものの暗躍を感じますね……
シナリオライターさんがクトゥルフ神話お好きって聞いたことあるので、
CoC好きの方もチェックしたら面白いかも？（ステマ）
なんか長くなってしまいました。
今日はひとまずこの辺で一回切ろうと思います！
次からいよいよ美（少）女コンテスト本番です。
