久方菜乃花(ひさかた・なのか)
女主人公・高校2年生
イメージフラワー:菜の花(快活な愛、明るさ)
琵琶主前提の女主人公。
元気いっぱい夢いっぱい、ついでに恋に一直線!
いつでも明るく快活な、帰宅部の部長。
琵琶坂に会うなり一目惚れし、猛アタックを仕掛け続けては玉砕を繰り返している。
周りは「諦めろ」と再三言っているのだが、全く諦める気がない。
行動力があり、いつでも前向き。
怒ったり笑ったり哀しんだり、表情もくるくると変わるが、決して泣くことはない。
口癖は「また明日頑張ればいい」。
正直なところ、メビウスに堕ちてくるのが不思議なほどのポジティブさである。
表層トラウマ:恋愛至上主義(ラブ・イズ・ブラインド)
緩和条件:恋する相手を見つける(緩和済み)
踏み込みますか?
本当に踏み込みますか?
生まれつき身体が弱く、心臓にも病を抱える中学生。
通学はおろか、日常生活も困難なため、その人生のほとんどを病院で過ごしている。
しかし人生を悲観することなく、病弱に産んでしまったと嘆く両親を逆に励まし、明るくふるまう少女。
「大人っぽくて素敵だから」という理由で高校生に憧れていたが、
中学生になったあと、医者からの余命宣告を受け、自らが残り数か月の命だと知る。
本人はいつも通り納得したものの、やはり憧れは捨てきれず、メビウスに堕ちた。
彼女のもう一つの望みは、「恋をすること」。
彼女の描いていた「理想の高校生」像のなかには、素敵な先輩との恋も含まれていたのだろう。
深層トラウマ:真諦(ノー・モア・クライ)
秘密:生まれつきの病気によって、残り数か月との余命宣告を受け入院中。根治の見込みなし。
本性:恋に憧れる中学生。余命残り数か月。
実年齢:14歳
緩和条件:彼女が生きている間に追いつき、言葉をかける(緩和済み)
通称菜の花部長ちゃん。
菜乃花はイメージフラワーの菜の花、久方は月の枕詞から取りました。
元ネタの一つが源氏物語の「朧月夜」なので、月に関係する言葉にしてみました。
書いている時のお供、イメージソングは坂本真綾さんの「CLEAR」でした。